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jgospel(日本語のゴスペル)中心を歌っているゴスペルグループです。


by j-gospel-niji

狼は子羊とともに宿り、ひょうは子やぎとともに伏し

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香です。
上の写真は、いつも駅に行く途中で、見かける犬達です。
2匹で仲良そうです。
年を取る、ということは、人間でも動物でも、少しせつなく感じることがあります。
クリスチャンになって、嬉しかったことの一つに、以下の聖書の言葉があります。

『あなたがたが年をとっても、わたし(イエスキリスト)は同じようにする。あなたがたがしらがになっても、わたし(イエスキリスト)は背負う。わたし(イエスキリスト)はそうしてきたのだ。なお、わたし(イエスキリスト)は運ぼう。わたし(イエスキリスト)は背負って、救い出そう。    - 聖書 - 』

自分に力がなくなればなくなるほど、神様が共にいてくださるのがわかる今は、私は自分のことに関しては、年を取るのも楽しいです。

ところで、前前回(3/20)の続きです。
私は、高校生の時、‘人間のしるし’という本を読んで、自分の中にある冷たい、残酷な心に目を向けました。そして、過去のことがらを思い出しました。
小学校の2年か3年の時です。両親が子犬をもらって来てくれて、飼うことになりました。動物が大好きな私は嬉しくて、いつも子犬のそばにいました。ある時、子犬を30cmくらいの高さがある花壇を囲むブロックのところに置きました。すると、子犬が鳴いていました。怖くて鳴いていたのですが、私はそれをただじーっと見ていました。子犬は、そこから落ちて、足に怪我をしてしまいました。(骨折か捻挫か、どちらか覚えていません。)父が、気づき飛んできて、「怖くて鳴いてたんだよ。」と言っていました。その後、子犬の足は、動かないように割り箸がくくりつけられ、なんとも痛々しかったです。
私は、大好きな子犬の鳴くのをじっと見ていた冷淡な自分の心と、子犬の足に自分が怪我をさせてしまったことがものすごくショックでした。
そのことを思い出しました。
思い出せば、小学生の時、周りには、随分残酷なことをする子達がいました。ザリガニを道路に投げて、車に引かれるのを見ている子とか、蛙のおしりにわらを入れて、息を吹き込んで破裂させる子とか・・。
ただ、‘ひどい’と思うだけで、私は違うと思っていたし、全部人事なので、それほどショックは受けませんでした。

よく残虐なことをしてしまう原因に、‘虐待を受けていた’ということが指摘されますが、(周りの子のことはわかりませんが)私は虐待を受けていません。
冷たい心は、私の中にもともとあるもので、潜んでいるものです。

私はそれから、誰もがやるように、そういう自分の暗いところには目を向けず、気にかけず、普通に日々の生活を送りました。
また、もともと動物が大好きでしたが、私の動物好きに拍車がかかったのは、一つにそういう理由があります。人間のそういう暗い、汚い、嫌な部分を、動物は持っていない。
そういえば、小学校の時、学校の野外授業で、牛舎に行ったことがありました。その牛舎で働いてるおじさんが、言ってました。「人間は、人を裏切るけれど、牛は絶対に裏切らない」。印象的でした。

そんな私が、クリスチャンになったばかりの時、通信で聖書の勉強を始め、最初の質問は、
「動物は死んだ後、どうなるのですか?天国へはいけないのですか?」でした。子供のような質問です。返ってきた答えは
「聖書には動物が死んだ後のことは書いていないので、わかりません。」
ということでした。
でも、聖書に、未来のことについて、以下のことが書いてあります。‘いつ’ということは、今はまだわかりませんが、天国でのことだったらいいなぁ、と思います。
今、私達の見えるところは、罪ある人間が作り出した世の中ですが、神様は本来、以下の聖書の言葉にあるような世界を作られたのではないかなぁ、とも思います。

『狼は子羊とともに宿り、ひょうは子やぎとともに伏し、子牛、若獅子、肥えた家畜が共にいて、小さい子どもがこれを追っていく。
雌牛と熊とは共に草をはみ、その子らは共に伏し、獅子も牛のようにわらを食う。
乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子はまむしの子に手を伸べる。
わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、そこなわない。主を知ることが、海をおおう水のように、地を満たすからである。                   - 聖書 - 』

                                                   <続く>

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by j-gospel-niji | 2010-03-26 19:41 | 日記