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jgospel(日本語のゴスペル)中心を歌っているゴスペルグループです。


by j-gospel-niji

陶器師 主

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香です。
土曜日は、NIJIのjohnさん&keikoさんの息子さん、けいすけくんと、ゆきちゃんの結婚式でした。
けいすけくんとゆきちゃんは‘Ciel’というグループで賛美して(歌って)ます。Cielも応援宜しくお願いします。

ところで、先日、K牧師が書いた記事を読みました。今は、ご主人に「君のように祝福された人は見たことがない」と言われるK牧師。15、16、17の頃、藤圭子の歌の歌詞のように暗かったそうです。
K牧師の人生に変化が起こったのは、なぜでしょう?
(答えは、雲の間にある虹出版から出ている月刊誌『雲の間にある虹1月号』をご覧ください。)

私は、土曜日の結婚式とそのK牧師の記事で、自分のことを思い出しました。
私は、クリスチャンになる前、自分は恵まれていると思ってました。(が、本当には幸せではありませんでした。)
クリスチャンになってから、それまで満たされなかった内側の部分が満たされ、いろいろなことが開かれていきました。そして、全てが自分の思うようにいくように感じました。
全国のクリスチャンの学生が集まるキャンプに参加し、そこで出会った人を通して、アジアのクリスチャンの集まりに参加することが導かれ、シンガポールへ行きました。そこで、医学生でクリスチャンの、学生のリーダー的存在の人に出会い、お付き合いが始まりました。1年たってプロポーズされ、お互いの両親に挨拶し、結婚の日にちもだいたい決めました。
そんな時でした。
その人が友達に送ったメールが間違えて私のところに来ました。そこには私の悪口が書いてありました。
‘彼女はまるで、エジプトを出てきた時のイスラエルの民のようで不平不満ばかりだ’等々。そして、最後には、‘それでも、彼女と結婚したい’と書いてありました。
怒りに煮えたぎった私は、すぐに返信しました。
‘不平不満ばかりのイスラエルの民のような者と、結婚してくださらなくて結構です’
北海道にいたその人は、あわてて、飛行機で来てくれました。そして、謝ると思いきや‘嫌われたくなくて、頑張って来て、もう限界で爆発した’と逆ギレしてました。
それを聞いた私は、さらに怒りに火がつき、悲しみと怒りで一杯になり、迷うことなく、さようならしました。
また、ちょうどその頃、私は父と喧嘩をし、仕事を辞め、教会では問題が起こり全員が教会を出ることに。結婚も仕事も教会も、落ち着く家もなく、私の目には全てを失ったように見えました。
クリスチャンになって2年。私の人生の計画は、私の怒りと悲しみで、もろくも崩れ去りました。
その頃の私は、クリスチャンでしたが、‘神様に感謝すること’を知りませんでした。また、神様にちゃんと‘聞く’時は、ごくまれで、‘これがみこころ(神様の考え)だろう’と自分で考えて歩んでました。

あれから、11年。その間には、もっと辛かったことや悲しかったことも沢山ありましたが、私はそれらを通して、生きて働く神様を知りました。それは、何にも変えがたい私の大切な宝です。
それから、神様の訓練によって、あの頃のようなことくらいでは、怒ったり傷ついたりしないような強い心とへりくだりも教えられました。(今もその訓練は進行中です。)
私は、思います。いつも、自分らしく、自由に、心から喜んで生きるには、私達一人一人を目的を持って造られた神様だけが、その方法を知っているのではないでしょうか。
聖書には、
『すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。 』
と書いてあります。
私にとって、様々な問題を乗り越え、神様の素晴らしい計画が開かれていく大きな鍵は、この‘感謝’でした。


『天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。   - 聖書 - 』

『 主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。 あなたこそは私のすわるのも、立つのも知っておられ、私の思いを遠くから読み取られます。
あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、私の道をことごとく知っておられます。
ことばが私の舌にのぼる前に、なんと主よ、あなたはそれをことごとく知っておられます。
あなたは前からうしろから私を取り囲み、御手を私の上に置かれました。 そのような知識は私にとってあまりにも不思議、あまりにも高くて、及びもつきません。     - 聖書 - 』

『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。     - 聖書 - 』

『見よ。わたしはあなたの石をアンチモニーでおおい、サファイヤであなたの基を定め、
あなたの塔をルビーにし、あなたの門を紅玉にし、あなたの境をすべて宝石にする。  - 聖書 - 』 
  
『陶器を作る者は、同じ土のかたまりから、尊いことに用いる器でも、また、つまらないことに用いる器でも作る権利を持っていないのでしょうか。
ですが、もし神が、怒りを示してご自分の力を知らせようと望んでおられるのに、その滅ぼされるべき怒りの器を、豊かな寛容をもって忍耐してくださったとしたら、どうでしょうか。
それも、神が栄光のためにあらかじめ用意しておられたあわれみの器に対して、その豊かな栄光を知らせてくださるためになのです。       - 聖書 - 』陶器師 主_a0142760_1310530.jpg
by j-gospel-niji | 2010-01-19 01:48 | 日記